1階 | 屋根 | 地階

1階

① ナラヤンに到着

現在のナラヤンで移動出来るスペースは非常に狭いです。到着した地点の狭い施設は、1Fと屋根、そして地下の3つのブロックで構成されているのです。振り向いた後ろの壁にはタペストリーが何枚も飾られていて、シンボルが描かれています。また部屋の一段高くなっている部分には、コンソールが3つ置かれています。中央のコンソールはレバー式で、ほかの2つは丸い部分で構成されているのですが、どれも機能していないようです。装置を動かすためには電源が必要です。

② 外の景色を見る

ツルの格子の窓に近づきましょう。この窓からは、ゴンドラのような形をした滑走船がケーブルにぶら下がっているのが見えます。左側には滑走船のプラットフォームに通じる通路があるのですが、半透明のシールドによって塞がれてしまっています。窓から右を向くと、屋根に通じる階段が見えます。階段を上がって屋根に移動しましょう。

Memorandum

ナラヤンのシールドの仕組み

前作リヴンでの水と同様に、ナラヤンの水も特別な性質を持っている。アトラスはこの特別な性質を持つ水をコントロールする術を習得しているようだ。 ここナラヤンを覆う悠久の霧と雲の海は、すべてアトラスの手によるものだ。アトラスは振動を発する青い水晶を使って、 ナラヤンの周囲を取り巻く霧の中の水の分子を相互に難く結びつけることに成功したのだ。 この結果、突き破ることが不可能な氷のシールドが出来上がり、水晶を完全な円で囲んでいる。

これらの水晶は、特別な性質の水晶を数多く産出するアマテリアで採掘されたものだ。外側シールドを生成する大きい水晶は塔の頂上にあり、 屋根から見上げることが出来る。打つ側シールドを生成する小さい水晶はゴンドラのプラットフォーム(滑走船への通路のすぐ先)に埋め込まれている。

シールドを引き下げるために、アトラスは木の下の地熱孔から発電機に動力を送るようにしている。発電機は2つの水晶のいずれかに電気を流す。電気をどちらに流すかは、1Fの部屋にあるルータースイッチによってコントロールされる。電流は水晶を安定化する働きがあり、シールドを消し去る。 このテクニックは、アトラスがアマテリアで使ったものと似ている。しかしナラヤンでは、水の特別な性質のおかげで、可能性がずっと広がる。アマテリアの氷の球は壊れやすく、共鳴音の振動にも弱かった。このために球のサイズは限られており、自然には球の形にならず、「水旋盤」の回転によって球に成形する必要があったのだ。