溶岩チェンバー:溶岩を出し入れするパズル

 ずいぶん暑い場所です。ここ溶岩チェンバーは、飛行船をふくらますのに必要な超高温の空気を供給するところです。チェンバーは2つのエリアからなります。2階建てのコントロールルームと溶岩格納ルームです。現在いるのは、そのコントロールルームの2階になります。2階の正面の窓から見える溶岩格納ルームから、右上の巨大な吸気ファンが高温空気を導管(割れ目を渡るのに利用したパイプ)に吸い込み、乾ドックのバルブタワーに送り出す仕組みになっています。

① コントロールルームを調べる

 換気ダクトから飛び込んだこの場所は、コントロ-ルルームの2階です。降りた所の正面にはドアがあって、ロックされているので、そのドアの右端にあるロックを解除しておきます。このドアを開けると先ほどの青いトンネルと赤いトンネルの分岐点が見えます。振り返るとハシゴつきのシャフトがあって、1階に下りることが出来ます。大きな丸い窓からは、溶岩格納ルームが見えます。窓から見える格納ルームの右上のファンは高温の空気を導管に送り込みます。しかし、今の所はファンは稼動していません。どうにかしてあのファンを動かしたいのですが、格納ルームには溶岩がいっぱいで近づけません。

② 溶岩格納ルームを見る

 2階に戻って正面の窓から格納ルームをもう一度見てみましょう。向こう側の壁には2つの大きなゲートがあります。1つは溶岩の取り込み用で、もう1つは排出用です。このゲートは単一の制御ギアで開閉するようになっていて、コントロールルーム2階と、格納ルームにある赤いノブのついたホイールを操作する必要があります。ただし、同時に両方のゲートを操作することは出来ません。制御ギアには減圧アームが取り付けられていて、このアームが流入ゲートと流出ゲートの間を移動します。事態をさらに複雑にしているのは、制御ギアをどちらか一方のゲートに設定すると、それにつれてキャットウォークが上下することです。まずはコントロールルーム2階の赤いノブを操作して、溶岩を1階から退けましょう。

赤いノブによる装置の動き
真横にスライド:減圧アームと制御ギアを一方のゲートから他方のゲートへ移動
ノブを回転:制御ギアがノブと同じ方向(右または左)に回転する
 ◆2階の赤いノブをホイールの外側の溝に沿って左側に回転させる

  まず、ノブをクリックして、そのまま左上にドラッグ。ノブがカチッという音を2回たてたら、ボタンから手を離しましょう、自動的に左回転してくれます。

 ◆ハシゴを降りて、1階のドアを開き、格納ルームに入る

  先ほどの操作で溶岩は排出されていますので、ハシゴを降りて1階のドアを開いて、格納ルームに入ります。キャットウォークの先にも赤いノブつきのホイールがあります。

③ 溶岩格納ルームで赤いノブを操作してファンのスイッチを見つける

 格納ルームの赤いノブも2階のホイールと同様の動きをするものです。これを操作して、キャットウォークを上下させていけば、ファンを動かすスイッチが見つかるかも知れません。

 ◆1階の赤いノブを右方向に回転

  1階の赤いノブを右方向に回転します。すると、制御ギアが右まわりに回転して、それと同時にキャットウォークが持ち上がって、右側の排出ゲートが閉まります。

 ◆1階のノブを左にスライド

  1階の赤いノブを中央の溝に沿って、左側に向かって真横にスライドさせます。すると、減圧アームが制御ギアを左側に動かして、流入ゲート用の大きなギアにかみ合わせます。

 ◆1階の赤いノブを左方向に回し、キャットウォークと流入ゲートを同時に引き上げる

  次に赤いノブを左回りにまわして、キャットウォークを上げて、溶岩を流入させます。これで、ファンの制御スイッチが見えるようになります。

 ◆ファンのスイッチを入れる

  キャットウォークのつきあたりにあるファンスイッチに近づき、クリックしてオンにするとファンが回り始めます。

④ ファンを動かしてコントロールルームに戻る

 溶岩格納ルームの赤いノブを操作してファンのスイッチをクリックしてファンを動かしたら、格納ルームの赤いノブを操作して溶岩を排出してコントロールルームに戻ります。コントロールルーム2階から格納ルームを見ると、溶岩が排出された状態で、ファンがまわっています。ファンがまわった状態で、溶岩を元に戻せば、高温空気が飛行船の乾ドックのバルブタワーに送られるのです。

◆ 1階の赤いノブを右方向に回す

  ファンから1階の赤いノブのところに戻って、赤いノブを右まわりに回しましょう。この結果、キャットウォークが「1 レベル」下がって、溶岩流入ゲートが閉まります。(見上げると、ファンが回転している)

◆ 1階の赤いノブを右にスライド

  次に1階の赤いノブを真横に、右にスライドさせます。すると、制御ギアが右側に移動します。

◆ 1階の赤いノブを左方向に回転

  次に赤いノブを左に回転させると、溶岩の排出ゲートが開いて(格納ルームは空になる)キャットウォークが下がります。

◆ 1階の赤いノブを左にスライド

  コントロールルームの赤いノブはサーヴェドロに壊されています。格納ルームを出る前に、制御ギアを流入ゲートのほうに移動しておかなくてはなりません。1階の赤いノブを左にスライドしましょう。

◆ 溶岩格納ルームを出て2階で赤いノブを左回転させる

  1階からハシゴを登って、2階に戻りましょう。戻ったら2階の赤いノブを左方向に回転します。これによって、流入ゲートが開いて、キャットウォ-クが上がり、溶岩がルームに流入します。これで、高温空気がファンを通って乾ドックに流れ込みます。

⑤ コントロールルームから乾ドックに戻る

 コントロールルームでの作業が終了したら、天井のダクトをつたって、溶岩チェンバーを出ましょう。再び、長いパイプで割れ目を渡って、乾ドックのハッチをくぐりぬけて、メンテナンス用のハシゴを降りれば、バルブタワーです。(なおコントロールルームにあるドアを出ると、赤いトンネルに出られます)