キャサリンの日記 (プロセス 64 / 77) 【モエティの時代 { Tay (Rebel Age) }】
   

 やがて目をさまし、あたりを見まわしてみると、牢屋に囚われている事に気がつきます。当然出口はありませんが、窓が1つあります。しかしその窓を覗いてみても特別に変わったことは認められません。 また、出入り口のところまで行ってみても、当然扉は固く鎖されたままです。もう一度窓を覗いてみようと思い、引き返した時、扉をあける音がしました。そして入ってきたのは一人の女性でした。その女性は知らない言葉で話しかけてきて、机の上に本を残し立ち去ります。 その本を取ってみると、それは「キャサリンの日記」と奪われたはずの「牢獄の本」だったなのです。なぜあの女性がこれらの本を持っていたのかと思いながら、まず「キャサリンの日記」に目を通してみます。するとキャサリンがこの世界に来てからの事が綴られていました。

 入ってきた女性はキャサリンではないようです。何かを置いていったようですが?