キャラクター

氷室恭子
CV:松井菜桜子
年齢:推定30歳  身長:159cm
スリーサイズ:B 86/W 56/H 84

 教育監視機構と通称される、テストケースの諜報機関に属するエージェント。エール外国人学校ディレクター(=校長)、孔にかかった公金横領疑惑の調査のために同校に生徒として潜入、調査を行う。調査の過程に於いて、別件で同校に現れた、まりなを優先する必要性から捜査の打ち切りを強制されてしまう。納得の行かない彼女は事件中に知り合った探偵・小次郎と行動を共にして、孔の周囲で起きている事件を追いかける事を決意した。大使館への潜入、公安データベースへの違法ハッキングなどの無茶な橋を渡ってまで真実に近付こうとした氷室は、その中で政府が陰謀に加担している事実に直面。自身の公僕としての存在に疑問を持ち始めたとき、改めて彼女は小次郎の生き方に惹かれ、以降はあまぎ探偵事務所の所員として働くことを決意する。

 卓越したハッキング技術や元エージェントとしての腕前は現場タイプの小次郎にとっては欠かせない存在であり、ロストワン事件の折には杏子・雄二をサポートする上でもその腕前を発揮したが、零細探偵事務所ではそれも思う存分発揮出来ない現状が続く。それでも、彼女はその生活をむしろ喜んでいるのかもしれない。一方でEVEとの出会いが再び影を落とすTFA事件の最中には、殺し屋プリーチャーに命を狙われる小次郎を前にして遂に感情を爆発させる一幕もあった。
 性格は冷静かつ真面目。私生活に於いてもグータラな小次郎の面倒を見る様は、まりなに言わせれば「まるで夫婦じゃないの…」とのこと。大雑把な性格の小次郎とは逆に几帳面な性格の氷室は相性が良いのかも知れない。しかしその几帳面さは家庭的な方面には発揮されず、毎日の食事は専らジャンクフードであるようだが本人は特にそれを気にはしていないらしい。