ベヴィンとアエグラ

この場所に訪れる訪れる者たちがいた。
<大樹>を創れると信じて。
しかし出来上がったのは死んだ<大樹>。
遺物を集めても命は生まれない。

そして今、彼らは去って行った。
彼らの行方は判らない。
自身も遺物と成り果てたのか、
それとも<大樹>の一部になったのか?

<大樹>は育ち、
大いなる<洞窟>は息吹き、声は大いなる空虚の
あちこちをさまよう。
呼ばれし者たちは この場所で旅を続ける。
創るのか、育てるのか
すべて自らで選択しつつ。

新たなる<本>が1冊・・・・・・
授けられたのは<洞窟>に道を開くため。
授けられたのは始まりを見出すため。
授けられたのは未来を垣間見るため。