娘の能力向上に必要なのは"学習・訓練"つまり教育。しかし、この王国では子供の教育にはお金がかかる。 父の俸給は年に1回、9月30日にもらえる500Gだけ。いちばんお金のかからない授業でさえ1日30Gもするのに これでは家計は火の車。とても勉強をさせられるような状態ではない。だからといって大切な神様からの 預かりものである娘を無教養な女性にさせるわけにはいかない。

 そこでアルバイト。つまり【娘を働かせる】がある。この国では子供が働くのも決してまれな事ではない。 自分の食い扶持は自分で加稼いでもらうのだ。アルバイト料(日給×実労働日数)が入ってくるばかりか、 アルバイトに関係する能力も上がるから一石二鳥。ただし未成年だからマネージメントは父がする。 いくらお金がないからといって酷使することのないように。過労死でもさせたら世間の非難は当然、父が受ける事になる。  教育を受けさせるためのアルバイトだという目的を忘れてはいけない。

アルバイトの種類は全部で15種類。職業によって年齢制限が設けられていて10歳では6種類、16歳ですべてのアルバイトが選べるようになる。