トマーナのサンルームと書斎
アドベンチャーは、リヴンの事件からほどなくしてアトラスが家族のために建てた砂漠の中の住みか、「トマーナ」から始まります。
ここは「レリーシャンの時代」を書き終えたアトラスがドニの生存者たちのために建てた新しい住みかなのです。
その中にあるこの建物は、アトラスとその妻キャサリン、そして娘のイーシャの住まいとなっています。長閑(のどか)で美しい場所ですが、最近いくつかの出来事がアトラスを不安にさせているのです。
何者かがアトラスの書斎に入り込んで、本をいじった形跡があったのです。アトラスは用心のため、南京錠をかけ直したりしているようです。
ともあれ、プレイヤーであるあなたは、この後、アトラスに会って直接話を聞けるでしょう。先ずはキャサリンの話を聞き、最近の様子を教えてもらうのです。
Memorandum
トマーナの名の由来
トマーナという名前は、ドニの言葉である「eder tomahn」に由来します。
これは「休泊所」ないしは「中継ぎの場」という意味です。
Myst:The Book of Atrusでは、アトラスの父親ゲーンが、地底のドニに張り巡らされた
迷路のようなトンネルを通り抜けて、息子を地表に連れ出した。この途中、父と息子はeder tomahnで休みをとった。
ゲーンはこう説明しています。「今は亡きドニ帝国は人間の世界との交易を計画していた。地球に通じる 経路がつくられ、ドニが派遣した使者たちのために、これらの休泊所が建てられたのだ」と・・・