

愛している。結婚してくれ
ロイヤル・ウェディングである。
王国では、政略結婚もなく王子の意思で結婚相手を決められるようだ。
王女に必要な資格とは何か?まず王族としての十分な《気品》が必要だろう。その次に《色気》がないと王子が
ちょっと気の毒。また、極悪人が王室にいては革命が起こりそうなので《因業》はないほうが良い。王女も人間だから
ほんの少しくらいはあるだろうけど・・・・・。《モラル》はそれほど必要はない。王国にいる立派な大臣に任せてしまおう。
見事、王子の心を射止めた暁には、王子自らプロポーズにやってくる。それほど惚れ切っている王子だから、世間が娘をどう
《評価》しているかも気にしない。
しかし、資格だけで王女にはなれない。どこかで知り合っていなければ王子が結婚したいと思う訳がない。
「1度会ったのが忘れられなくて・・・・・」では、さすがに王子の資質が疑われてしまう。毎月は無理だろうけど、
毎年は逢瀬を重ねよう。でも王子はどこにいる?
- 王子との関係:90以上
- 色気:200以上
- モラル:30以上
- 因業:100未満
《色気》《気品》、デート

嫌か?
相手は王子ではなくそのパパだ。英語のPrincessの意味には、王妃(国王の妻)も含まれているので、プリンセスを目指した
プレイヤーは、その目的をはからずも達成した事になる。でも、納得出来ないだろう・・・・・。
あのやさしかった王妃様に先立たれた王様の口説き戦術は泣き落としである。
「ゴホゴホ・・・・うっ!」
今にもにしそうなセリグに、娘はひっかかるわけだ。
王妃の役目をこなすには、やはり《評価》全般が高くなければならない。中でも《社交評価》が高くなければ人々からの
支持を逃してしまうことになる。また《色気》が高すぎると、王様は王妃にふさわしいとは考えないようだ。
ちなみに、戦士上がりの父の娘だから《気品》がかけていても覚悟の上で迎えてくれる。でも気品がないと国民に
「前の王妃様のほうが立派だった」と言われるのを覚悟しなければならない。
★必要評価:社交評価 ランク、色気が500未満
★重要な評価・能力(すばらしい働き)
《社交評価》+《気品》


他人のものになるのを
我慢出来ぬ
またまた国王様がお相手だ。同じ仕えるのでも、こちらは側室。王妃に準じた地位であるが、専ら国王様をお慰めするのが仕事。第1側室は、老齢の国王相手では、退屈で死にそうと
いつも言ってる。
王様の口説き戦術はまずお金である。
「承知してくれれば王国内に屋敷を建ててやろう」
さらに父の俸給も5倍にしてくれるというのだ。それでも無理と判れば、また、
「ゴホゴホ・・・・・うっ」
である。こうして先輩の第1側室の勧めもあってか、娘は第2側室となる。
籠姫になると王族の扱いを受けるので、王妃並みか、少し落ちる程度の《評価》は必要。なかでも《社交評価》
は、最も要求される。《色気》も高くなければならない。色気アップのためにはドレスを着れるようスタイルの管理が
大切となるだろう。籠姫となった娘に《気品》が足りなければ、娘はお城の息苦しさに悩まされる事になる。
★必要評価:社交評価 ~
ランク、色気が500以上
★重要な評価・能力(すばらしい働き)
《社交評価》《色気》+《気品》

参ってしまったのです
この伯爵は、運命の日以前に娘にプロポーズしに現れては断られていた男性である。いつもプレゼントを巻き上げられてしまうし、
たとえ父が許しても娘が拒絶していたが、粘り腰の甲斐あってめでたくゴールイン。プロポーズされたことがなければ、突然の結婚となる。
伯爵夫人となるためには、娘の《評価》全般がそれなりに高くなければならない。貴族社会では当然《社交評価》が最も必要となるだろう。また、
玉の輿とくればまず《色気》が必要と創造するが、貴族に必要なのは色気より《気品》である。ご本人も気品があるから心を動かされたと
おっしゃる。気品はティーカップのコレクションで簡単に上がる。
とはいっても、家庭には温かさが必要。伯爵夫人になった後は、娘の《気だて》が良くないと、伯爵の心は慰められないに違いない。
娘の幸福な結婚生活を望むなら気だてを良くしていたほうが良い。
★必要評価:社交評価 ランク、気品が色気より上
★重要な評価・能力(すばらしい働き)
《社交評価》《気品》+《気だて》


惚れました!
同じ顔をしているが、この人はスタントン伯とは違う。他人の空似か双子の兄弟かはおくとして、彼は大富豪である。
首都の城壁や家屋は、魔王の軍隊との戦いで破壊されたり焼けたりしてしまった。その修復や再建のために、大量の
レンガがひつようとなったが、この男はそのレンガ景気で1発当てたようだ。
富豪の妻になるという玉の輿に乗るためには、スタントン伯爵と同じ条件が必要。ただし、この男は娘の《気品》ではなくて、
《色気》に参ったようである。気品よりは色気のあるほうが好みなのだ。

結婚の難しさ
結婚はとにかく人とうまくお付き合い出来るようなお嬢様なら、なんらかの結婚は出来るでしょう。でも希望の相手に添わせるとなると どうでしょうか。かえって特殊なお相手との方が、的を絞りやすいので簡単かも知れませんね。一番難しいのは伯爵夫人や富豪の妻でしょうか。評判が良すぎてはお声がかかりませんし、悪くてもだめなので、結構難しいでしょう。 特に子育てのベテランほどそうかも知れません。
