王国では作物の収穫が終わる10月に、その年の豊饒を神様に感謝する祭りが行われる。この『収穫祭』は、さまざまな競技会が 開かれる大娯楽イベントでもある。娘にとっても日頃の勉強と修行で培った能力を試す大切な行事となる。

競技会へ出かけよう

 翌月の収穫祭を控えた9月30日になると、都中がお祭り気分。アルバイト、教室、道場とも"ひと月"お休みして お祝いする。だから、【収穫祭に参加する】事くらいしかできる事がない。

 もう1つ出来る事もあるけれど、それはまるまる一ヵ月【休息する】する事。すると《ストレス》が1日当たり5減って スッキリと翌月を迎える事が出来る。

 しかしせっかくの年に一度の国を挙げてのイベントなのだから、参加しない手はないというものだ。娘にとっても 日頃の修練を活かす絶好のチャンス。競技会で勝てば、娘の評価はますます上がるし、賞金だって入ってくる。おまけに賞品(アイテム) だってもらえるのだ。

競技会

 収穫祭は、将来に大望を持っている娘と父にとっては、評価アップと賞金稼ぎの時でしかない。神様への感謝は 他の人々に任せて"勝負"だ。

 行われる競技会と優勝によって上がる評価は次のとおり、優勝賞金は3000Gから。2ないし3位も少しだけ賞金がもらえる。
   ☆『お料理コンクール』・・・・・《家事評価》
   ☆『武闘会』・・・・・・・・・・《戦士または魔法評価》
   ☆『ダンスパーティー』・・・・・《社交評価》
   ☆『王国芸術祭』・・・・・・・・《社交評価》

 もし優勝や入賞のチャンスがないと思える時は、さっさと敵前逃亡して、お休みしてストレスを下げる事を考えても良いだろう。

RIVAL

 収穫祭の競技大会には、『ライバル』と呼ぶべき少女たちも出場する。
 登場するのは14歳になってから。娘が修練を積んで"4つの評価"のうちどれが得意か見えてきだした頃になってからだ。 得意の評価に応じた少女がライバルとして登場する。彼女たちの姿は街のあちこちですでに見かけていたが、ライバル 宣言によって以後、ライバルとなるのである。勝手に個性的な宣言をしていくのだが、その時娘もやる気が出るのか 《ストレス》が0になるのはありがたい。

 収穫祭の競技会では、彼女たちが最も手強いかも知れない。というのも他の出場選手たちは、何年経っても能力が 同じだが、ライバルたちは年々成長してくのだ。
 しかし煽(あお)られた娘は、以後の収穫祭ではライバルが出場する競技会に出たがるようになる。別の競技会に出すと 嫌な顔をする。親子関係が悪くなることは間違いない・・・・・。

 彼女たちにライバル宣言させない手はある。宣言は娘が14歳の時だから、その間ずっと娘を武者修行に出しておけばよい。
 それはあんまりだと思うお父さんたちは、4つの評価を、あまり高くしないように抑えておく。そしてどれも突出 させないようにして、差があまり出ないようにしておくと良い。

アニータ・カサンドラ

「来たわね!遠慮しないわよ」
 〇戦士評価に対応
 〇武闘会に出場

年齢:14歳
身長:168cm
体重:うるさいわよ
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 養父ゼノの店『武器屋』を手伝いながら毎年『武闘会』に参加している努力家でもある。彼女は商人の養子で、 地方騎士だった実父との思い出なのか、幼い頃から修練を積んできたためか立派な剣士を夢見ている。 剣士として大成しなければ商売を継ぐと約束しているので必死。けなげなのだ。気の毒だけど、でも負けられない。

パトレイシア・ハーン

「ふふふ、のこのこやって来たわね。恥をかかないうちに帰った方がよくてよ」
 〇社交評価に対応
 〇王国芸術祭/ダンスパーティーに出場

年齢:14歳
身長:158cm
体重:失礼ねッ
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 国一番の財産家の娘。社交界の花形を目指して幼い頃から「絵画」教室などお稽古ごとに余念がない。成金の父が 英才教育をほどこしているのだ。子供の頃から1つの事に打ち込んできたわけだ。気の毒だけど、でも負けられない。

ウェンディー・ラキシス

「うふふ、勝負よ!」
 〇魔法評価に対応
 〇武闘会に出場

年齢:14歳
身長:157cm
体重:ふふっ
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 自分の事を「魔★法★少★女」と呼ぶちょっとピントがズレている魔法少女。 「国一番の大魔法使い」として悠々自適の老後を送るのだというが、幼いかどうにも調子が狂う。雑貨屋で アルバイトしながら武闘会に出場してくる。気の毒だけど、でも負けられない。

マルシア・シェアウェア

「お互いにがんばりましょーね」
 〇家事評価に対応
 〇王国芸術祭/ダンスパーティーに出場

年齢:14歳
身長:158cm
体重:えっとー
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 控えめで大人しい女の子。「料理屋」でアルバイトしている。彼女は何についても自信がなくて内向的だが、 お料理だけは別。唯一自信が持てて、自己主張出来るものなのだ。気の毒だけど、でも負けられない。

  1. ライバル達は、娘の年齢とパラメータ(武具・アイテムの補正込み)が高いほど強くなる。
  2. ライバルの能力は、9月のスケジュール終了時の娘のパラメータを基準に設定される。
  3. このため、アニータとウェンディーの二人は、以下の方法で相対的に弱くできる。
    • 8/31に「鉄の鎧」のみ装備→9月のスケジュール実行→9/30に最強装備に変更
  4. パトレイシアとマルシアの強さは下げられないが、もともと弱いので問題ない。
  5. 娘の誕生日が9/30~10/30の場合、例外が発生する。
    • 最初の対決(1215年)では15歳、最後(1218年)には18歳のライバルが出てくる。
      (ライバルとの対決が10/31で、その前に誕生日が来ると考えれば、理解しやすい)
    • 通常(14歳~17歳)より1ランク強くなるので、若干不利である。
  6. 娘の誕生日が9/30に限り、例外中の例外が起こりうる。
    • 1214年9月下旬に習い事をすると、収穫祭の直前にライバル(14歳)が登場する。
      つまり、計5回戦うことになる(14歳~18歳)。これは、9/30生まれだけの特例である。

ライバル能力一覧

アニータ

  1. アニータの戦闘技術と攻撃力は、娘のパラメータに応じて上がる。
  2. HPと防御力は、年齢とともに上昇していく。
    • これらがアニータ以上なら、高確率で勝てる。
  3. 抵魔力は年齢とともに急激に上がるので、魔法はあまり有効でない。
娘の年齢 HP MP 戦意 戦闘技術 攻撃力 防御力 魔法技術 魔力 抗魔力
14歳 340~490 0 350~450 娘の戦闘技術
×0.90~1.0
娘の攻撃力
×0.90~1.0
51 48 0 30~40
15歳 440~590 450~550 56 53 40~50
16歳 540~690 550~650 61 58 50~60
17歳 640~790 650~750 66 63 60~70
18歳 740~890 750~850 71 68 70~80


ウェンディー

  1. ウェンディーの戦闘能力は、抗魔力を除いて、娘のパラメータに応じて上がる。
    • 戦闘技能は、娘の90%前後。魔法技術と魔力は、娘と同程度になる。
  2. HPと抗魔力は、年齢とともに上昇していく。
    • これらがウェンディー以上なら、高確率で勝てる。
娘の年齢 HP MP 戦意 戦闘技術 攻撃力 防御力 魔法技術 魔力 抗魔力
14歳 350~450 300~400 400~500 娘の戦闘技術
×0.90前後
娘の攻撃力
×0.90前後
娘の防御力
×0.90前後
娘の魔法技術
×0.98~1.0
娘の魔力
×0.98~1.0
66前後
15歳 450~550 400~500 500~600 68前後
16歳 500~600 500~600 600~700 70前後
17歳 600~700 550~650 650~750 72前後
18歳 700~800 600~700 700~800 74前後


パトレイシア

  1. パトレイシアの体力と芸術は、娘のパラメータに応じて上がる。
  2. 色気は、年齢とともに上昇していく。
    • 娘の色気がパトレイシア以上なら、高確率で勝てる。
  3. 大臣の人脈があれば、さらに確実である。
娘の年齢 体力 色気 芸術
14歳 娘の体力×0.8~0.9 135~155 娘の芸術×0.9~1
15歳 160~180
16歳 185~205
17歳 210~230
18歳 235~255


マルシア

  1. マルシアの感受性は、娘のパラメータに応じて上がる。
  2. 料理値は、年齢とともに上昇するようである。
  3. マルシアの感受性=娘の感受性と仮定すると、18歳で料理100前後と推定される。
    • 同年齢でも1~20程度はランダムに変動するようだが、最大でも120未満と思われる。
  4. 娘の料理が200以上なら、ほぼ確実に勝てる。「妖精のお茶会(東部)」を活用するとよい。
  5. たまにダンスパーティーにも姿を見せる。