お金を払ってでも能力を

 アルバイトでは、能力が上がる上にバイト料も入る。ところが講義を受けさせて【鍛える】と、能力は上がるのだが 受講料を出さなければならない。
 だったらアルバイトのほうがいいやと考えるが、それは早計。講義の中には、例えば《知能》のようにアルバイトでは 上げることの出来ない能力を与えてくれるものがある。特に《戦士・魔法・社交》評価に関係する能力は【鍛える】のほうが より多く集まっている。(家事評価だけはアルバイトの勝ち)。また両方にあっても上がり幅がアルバイトよりも大きい ものがある。
 【鍛える】ことで生じる娘のストレスは、科目に関係なく全て1/日である。

●科目別増減能力表

科目 自然科学 詩文 神学 軍学 剣術 格闘術 魔法 礼法 絵画 舞踏







体力
知能 △△ △△
気品
色気
信仰
感受性











戦闘技術
攻撃力
防御力



魔法技術
魔力
抗魔力



礼儀
芸術

注:ストレスはどの科目・クラスでも1日あたり1上昇。
  表中の△は上昇を、△△は幅の大きい上昇、▼は下降を表す。

クラス

 それぞれの教室や道場では、教える内容によって、"初級・中級・上級・マスター"の4つのクラスに分かれている。 どのクラスに入るかは選べない。誰でも初級から順番に受けていかなければならない。いきなり上級やマスタークラスを受ける事は 出来ない。「うちの娘は中級からでも大丈夫」というのは親バカというものだろう。
 クラスは5回通えば次の階級に上ることが出来る。先生たちの言うことを信じるなら、クラスが上がるごとに、 教えられている内容が高度になっているはずだ。
 例えば自然科学を教えているバークレオ先生がクラスが上がるごとに言うセリフ。

 ☆中級レベルアップ
   「今より高度な講義を聞かせよう」
 ☆上級レベルアップ
   「ともに化学の扉を開こう」
 ☆マスターレベルアップ
   「未来科学の夜明けは近いぞ」

 上のクラスほど高度な内容が講義されているのは事実。それが証拠に、上のクラスほど能力の上がり幅が大きいものが多い。

ニセ学生のススメ

 ダンナ様、受講料が足りなくても講義を受けることが出来ます。
まあ、マイナスの時はダメですけれど・・・・・。能力は上がりませんが、次のクラスに上がるために必要な回数に カウントされますから、講義によっては、お嬢様ニセ学生をさせて、上のクラスになってから、お金を払って 受講させると良いかも知れませんね。
 というのも、上のクラスになるほど、能力の上昇率が高いからです。でも、あのう、ダンナ様。上のクラスに行けば 行くほど、受講料も高くなるのですが・・・・・。