自然科学
自然科学は神秘主義を排し、
人類を輝かしい未来に
導くだろう
 やたらと大袈裟な錬金術師のバークレオ、かれが自然科学教室の先生だ。この教室は、かれが錬金術の研究を続けるかたわら開いている 私塾である。先生は徹底した合理主義である。しかし、剣と魔法の世界に住み、チョコチョコと現れる神様がいるのだから、 奇跡や魔法が存在することは認めている。でもそれは、科学的な現象にすぎないと言い切る。
「世の中のことはみな、数理と物理で説明がつく」
 という迷いのない態度は立派。さすがに娘をドンドンと

   知能   △
 してくれる。その代わりに、徹底した合理性では
   信仰   ▼
   抗魔力  ▼

 と両方下がるのはやむを得ない。ただしこれは中級クラス以上でのこと。またダウンといっても、それほど大きくはない。 減少分は【神学】教室に通わせれば十分に補える(知能も上げてくれる)。

詩文

さあ、ともに学びましょう
文学の王道を
 先生のカムストックは、都で最も名高い詩人である。日夜、人類の文化遺産である古典の解釈と新作の創作に努めている。その傍ら 多くの詩人を育てようと子供たち相手の私塾を開いているのだ。
 文学は女子一生の仕事にアラズ・・・・・かもしれないが、文化をつくる人も王国には必要だ。
 カムストック先生の教室に通えば

   芸術    △
 と芸術家になるために欠かせない能力を上げてくれる。といっても、どのクラスでも1日当たり0~1くらい。しかし、 クラスが上がるごとに、大きく
   感受性   △

 となるが、知能・気品を上げる場合には、それぞれ【自然科学】【礼法】教室のほうがよい。ダウンする能力こそないが 感受性のアップに注意しながら通わせるのがコツ。文学とは思い悩むことなのだ。

神学

世界のすべては
神が築かれた創造物です
 アルバイトと同じように、神学の講義でもシスター・リィのお世話になる。娘のヘマという神の試練にも耐えられる彼女なのだから

   信仰   △
 も、しっかりと上げてくれる。
 神が実在することは、この世界では誰もが承知の事。だから神学を受講しての信仰の上り幅は大きいのだ。
 信仰心を上げる手立ては、神学教室にしろアルバイトにしろ教会に通うのがほぼ全て。将来娘を聖職に就けたいのなら、 教会とシスターにはお世話になるばかりだ。と同時に
   知能   △
   抗魔力  △

 人を導くのに必要な知能、そして邪悪な力に抵抗出来る抗魔力が高まるのは嬉しい事だ。
ちょっと不満なのは、神のことを広めているのに、受講料が40、60、80、100Gとちょっとお高いこと・・・・・。

軍学
体を鍛えるだけでは
本物の勇士とは言えぬ。
人間は『頭から強くなれ!』だ
 軍学を教えてくれるのは"百勝将軍"ことクルーガー将軍。エルウィン・ヨハネス・オイゲン・クルーガーという、厳めしくも長い名前の持ち主である。 この将軍は魔王との戦いでは窮地に陥った。だから"常勝"ではなく"百勝"将軍なのだろうか。
 とはいえ王国一番の軍事の専門家であることには違いない。兵法こそは実用合理主義的科学の本道と将軍自身が言っているように、 軍学は合理的に思考し、科学的な知識を得るわけだから

   知能     △
 この知能の上り幅は【自然科学】教室の次に大きい。また当然のことながら
   戦闘技術   △

 これは兵法という戦闘技術を覚えるわけだ。でも軍務に「デリケートな心は邪魔」ということで
   感受性    △
 感受性のダウンも合理性のゆえだろう。クルーガー将軍とは、お城に行っても会う事が出来るが、そこでは彼の別の一面を 見る事が出来る。