魔法

みんな一緒に
実用魔法を学びましょう
 先生のパットナムはスゴ腕の魔法使いで、王宮魔法師に次ぐ魔法師という位にある。やたらと上品で言葉遣いも丁寧なのだが、 なんとなくキザ。道場のインテリアには、ドクロがあったりと、なかなかに不気味である。
 娘はここで魔法で火を出したりと修行に励む。先生の横に座っているのは、ちょっととぼけた「魔☆法☆少☆女」のウェンディーだ。
ここでは

   魔法技術   △
   魔力     △

 というように《魔法評価》に関係する2つの能力を上げる事が出来る。早いところ上級以上のクラスに進みたい。MPの基となる 《知能》、そして《抗魔力》を鍛える【神学】教室にも通わせれば、「だぁ~いまほうーぉっつかぁ~い!」になるかもしれない。 ただし、戦士系の講義から比べると受講料はかなり高い。
 魔法関連の能力をアップ出来る所は、この2つの教室とアルバイトでは抗魔力が上がる【墓守】だけ。あとは運頼み。

礼法
人は礼を産み
礼に従う事で
野蛮人から文明人に進化した
 宮廷の礼儀作法は複雑でとても庶民には正しくこなせない。人脈を広げようと、お城に行っても礼儀がなっていなければ追い返されてしまう。
 古老バートサスは複雑な宮廷礼儀を教授出来る数少ない人物の1人。彼の礼法教室が繁盛している理由はそればかりではない。 宮廷に出入り出来るようにして、我が子を出世させたいという親が多いからだろう。
 娘の将来を考えると、人脈を広げることは重要だ。唯一ここに通わせるしかないのである。
礼儀を学ぶ教室なのでストレートに

   礼法    △
 礼儀が身に就けば当然のごとく
   気品    △

 気品の上がり幅は【詩文】教室よりも大きい。気品が高ければ、「女王」や「宰相」にまで出世出来るかもしれない(気品だけじゃダメだけど)。 娘を王国の超エリートコースに乗せようと思ったら、礼法は必修科目である。

絵画

絵画を通じて
芸術の深奥を教えよう
 王宮絵師のフィルキンス先生はどこか、なよったした感じの人物で、いつもトレードマークのベレー帽をかぶっている。
王宮絵師は、高貴な人々の肖像画を何枚描いていくらの商売。最近は経費節減のため注文が少ないので、街で絵画教室を開いている。 通ってくるのは、良家の子女たち。財産家の娘で社交界の華を目指しているパトレイシア・ハーン嬢も見える。
ここで鍛えてもらえるのは「作家」や「画家」などに必要な才能である。

   芸術    △
   感受性   △

 芸術能力は大幅に上がる。感受性の上がり幅は【詩文】教室よりも小さい。
 収穫祭の『王国芸術祭』に出品する絵もここで描く。教室に4回通うごとに先生から絵を描かないかと勧められる。
 よろしくご指導を、ということで100G払えば能力に応じた絵を描くことが出来る。最高傑作の絵は、宗教画の
「降臨する天使」
 コンクールで優勝するためには、少なくともこれくらいの絵を描けなければならない。
「陶土の壺に活けられた花束」
のようなシュールな才能は認められないのだ。持って生まれた才能にもよろうが、健康で非行もしていなければ、ほぼ8回で 最もお上手な「降臨する天使」を描くことが出来るだろう。描いても優勝出来ないのは、まだ微妙に才能に欠けているという事だ。
 このお題の絵を描くと、それ以上は先生も絵を描くことを勧めてこない。コンクールへの出品は、ここで描いた絵を何度でも出すことが出来る。
 親バカな父にとっては、絵が娘の寝室に飾られて、いつも眺められるのが嬉しい。

舞踏教室
社交界デビューを目指す
女の子にとって、舞踏の腕は
大きな武器となります
 目の大きなトーベ先生は舞踏教室で女の子たちにダンスを教えている。社交界の花形にするためには、どうしてもお金がかかる。 この教室の受講料が他の教室・道場に比べて、高い部類に入るのは仕方がないかもしれない。
レッスンで体を動かすので

   体力     △
 上手に踊るには基礎体力なしには無理なのだ。また美しさを表現する競技には欠かせない能力も上がる。
   芸術     △
   色気     △

 芸術は【絵画】教室でも挙げられるが、色気は【鍛える】中ではここだけ。
 色気は、アルバイトの【ヤミ酒場】や【夜の殿堂】のほうが上がり幅は大きいが、それにもまして《ストレス》が大きすぎる。 妖艶な魅力を持ちつつ、まっとうな職業に就かせたいという場合でお金があるならこちらがオススメだろう。収穫祭の『ダンスパーティー』では、トーベ先生は強力な競争相手として参加してくる。
       

個展

 最初の作品を見てどうなることかと思ったが、我が娘の才能はなかなかであった。


陶土の壷に活けられた花束
45点でした。
娘には内緒だが、どうしてもタイトルのような絵には見えない。


酒瓶と林檎のある静物
52点でした。
このくらい描いてくれると、まさにお題のとおりの絵だとわかる。


蒼色を帯びた山脈
67点でした。
父は勝手に「青い山脈」と呼んでいる。・・・
♪ わ~か~く、あ・か・る・い・・・・・。


自画像
80点でした。
これなら、フィルキンス先生を完全失業に追い込めるかもしれない。


降臨する天使
96点でした。
おぉ! 何と神々しい宗教画であろうか。無教養な父も感動だ。