剣術
俺の指導は
ちょっと荒っぽいが
実践的で役に立つぞ
 剣術指導では《戦士評価》に関係する3つの能力のうち

   戦闘技術   △
   攻撃力    △
 と2つの能力を上げてくれる。《防御力》は【格闘術】道場で上げる事になる。
ちなみに戦闘技術の上り幅は【軍学】教室と同じだ。

 剣術道場の先生はレフト・オール。俺の指導は役に立つぞと自慢するだけあって、マスタークラスにまで行くと、ガンガン攻撃力を 上げてくれる。
「レフトールと呼んでくれ」と言うだけあって、くだけた性格の持ち主。しかし、せっせと剣の素振りをする子供たちの横で、 酒をグビグビ飲んでいる姿は感心しない。
 この先生と娘は収穫祭の『武闘会』で手合わせすることもある。本人の実力は優勝候補の前評判のわりにはたいしたことがない。 でも教え方がうまいのは確か。受講料は初級で40Gと安いのが嬉しいが、そのほとんどは酒代に消えていくらしい。

格闘術
武器に頼らぬ格闘術の極意は
攻撃をぎりぎりでかわす
体術の会得にある
 道場主はカール・フォックス。全盲だが修行によって心眼を開いた格闘家だ。その拳は凶器とさえ呼ばれている。
 格闘術道場では、《戦士評価》に関係する2つの能力が次のようになる。

   戦闘技術   △
   防御力    △ (中級以上から)

 せっせと、縄を巻いた柱を蹴り続ける娘が不憫だが、戦闘技術を身につけさせたいなら、どの講義よりもこの【格闘術】道場に 通わせるべきだろう。マスタークラスともなれば上がり幅は驚くほどだ。また初級より上のクラスでは防御力も身につけられるが 上がり幅は0-1と少ない。

頼もう、道場破りであるぞ

 娘の戦闘能力が上がると、剣術道場に道場破りがやってくるようになる。
 腕に覚えのある連中がやって来るのだが、どいつもこいつも訓練後の先生がいない時を見計らってやってくる。 彼らの目的は道場の看板である。
 誰でもいいから相手をしろというのだが、ここでもし、娘が名乗りを挙げなければ道場の看板が持っていかれてしまう。
持っていかれると、先生が取り返そうと道場破りを下がりまわるためなのか道場が閉鎖になってしまう。そんな事にでもなれば、 その月と翌月は訓練を受ける事が出来ない。

 これでは「道場のことなんか知らないワ」というドライな態度を、娘に取らせるわけにもいくまい。勝てば《戦士・魔法》 のどちらかの評価が+15とアップするから自身があればチャンスである。たとえ負けても評価ダウンすることはないし、 申し込みを断っても同じ。

《評価》に気を付けて

 《戦士評価》《魔法評価》《社交評価》《家事評価》の4つの評価はお嬢様の将来を運命づける大切な要素です。 重要な評価が下がらないよう、あるいは不本意な評価が上がり過ぎないようにしなければなりません。

 4つの評価が一緒に下がる場合は、家出した時(-1割)、逮捕された時(-9割)です。
評価を上げたい場合には、関連する技能能力を上げる。これが基本となる方法です。地道な方法が嫌で一気に上げたい という場合は、『収穫祭』での優勝が最も手近な手段です。戦士・魔法評価なら、他にも次のような行動をさせる手があります。

 お尋ね者捕獲   +30    辻試合           +10

 道場破りを倒す  +15    武者修行からの早期帰還   残り日数分