父は娘の将来を考える時、ふと自分の歩いてきた道も振り返ることがある。人生はやり直せないが、いま都市をとり、 王国に腰を据えてみると、別の人生も良かったかも知れない思う。今はいい思い出ともいえるが、いつも何かを追い立て、 追い立てられ、人とモンスターにもまれてきた。やったことと言えばしょせんは破壊することだけだったかもしれない。 出来る事ならむすめには何かを創り上げる仕事をしてもらいたい。
 そう、王国の中枢で能力を発揮させるのだ・・・・・。

バランスが必要な職業

 王国の統治に関わる職業(官吏・文官職)の中で、娘が就くことの出来るものは次のとおり。

 ☆女官
 ☆裁判官
 ☆大臣
 ☆宰相
 ☆女王
 下に行くほど王国のエリートである。女官はお城で働いている女性のお役人のこと。『ダンスパーティー』で 司会役をやっているのは女官の1人である。

 最高のエリートが女の王様である女王(王女とは違う)。今の王様の代わりになるということだ。別に 陰謀で取って代わるわけではなく王の位を譲られるのだ。
 この職種でもっとも大切とされるのは4つの《評価》のバランスである。1つの評価だけが高い のでは、それぞれの専門職になったほうが良いというものだ。
 官吏や政治家に求められるのは、さまざまな分野での問題を、それぞれに解決していく事だ。

 もし戦士評価が突出していれば、ついつい軍事国家になってしまうかもしれない。
 もちろんこれらは極端な話ではあるし、このような特徴を持った職業の人たちがいても いっこうに構わないのだけれど、国を動かしていこうという職業では困るという事だ。
 つまり全てのことに精通していて偏りのない(4評価がなるべつ均衡にしている)人物こそが 国を統治する仕事にふさわしいのである。そしてエリートになるほどトータルの評価は高くなければいけない。
 また、職業に応じた特別の能力も必要となる。例えば裁判官に求められるのは《モラル》と いうようにである。