電磁チェンバーのパズル

① シャフトを降りてイメージャーを見る

 ギアプラットフォームにあるセキュリティドアのロックは電気で明るくなっています。ロックをクリックするとドアが開いて、下に向かうシャフトが見えます。シャフトのハシゴを降りて、小さな部屋に入ります。右側には通路があって、左側にはイメージャーがあります。イメージャーに近づいて、ビュースクリーンの下にあるボタンをクリックしてサーヴェドロからのメッセージを聞きましょう。

② 電磁チェンバーに向かう

 サーヴェドロからのメッセージを見終わったら、イメージャーとは反対方向にある金属の廊下を進みましょう。長い通路の奥に電磁チェンバーがあります。この大きな部屋の中央には、円筒形の構造物が設置されていて、中には数多くのコネクターのついた巨大な回路が配列されています。ヴォルタイクの各所に電力を供給するには、この回路を適切に調整しなければなりません。

③ 回路リサーチ1

 ハシゴを降りて部屋に入り、中央の開口部をクリックして、回路を調べてみましょう。中央の大きな円筒形の構造物を5つのプラットフォームが囲んでいます。円筒の内部では、3つの電気回路のストリップが内壁に環状に張られています。これらの回路は円筒の開口部から確認することが出来ます。開口部は各プラットフォームに刻印してあるドニの数字の下にあります。回路には配線が切断されている箇所があるので、発電機から流れてきた電気がここで停止しているのです。電磁チェンバーの中央の円筒の背後にはサーヴェドロの日記の一部が落ちていますので見逃さないようにしましょう。

④ 回路リサーチ2

 回路アレイの一番上と一番下には、設定のコネクタービンが取り付けられています。これらのピンの間に、3つの可動式の回路ストリップが配列されています。開口部の左右に並んだボタンをクリックすると、各ストリップが左右に回転します。ここでの課題は、コネクタービンを整列させてどの開口部においても回路が接続された状態にすることです。ストリップは各開口部を通った長い輪状のものなので一箇所の開口部を動かすと他も動いてしまいます。

Memorandum

開口部の数字

各開口部の上には、ドニ数字が刻印されている。 はしごを降りた正面の開口部では、この数字は「1」となっている。 ここから左回りに、数字は順に「2」「3」「4」「5」となる。

※前作RIVENをプレーされている方はすでにご承知かと思われる。






⑤ 回路を接続しなおす

 この開口部にある上・中・下の回路ストリップをぐるぐると回していき、接続を直さなくてはなりません。
具体的には、回路アレイの一番上にある各固定コネクタービンは、上段の回路ストリップのピンに接続しなければならないのです。 上段の回路ストリップの各ピンは、中段のストリップのピンに、中段のストリップの各ピンは、下段のストリップのピンに、下段のストリップの各ピンは、回路アレイの一番下にある各設定コネクターピンに接続しなければなりません。 要するに、一番上の固定ピンから回路ストリップを経由して一番下の固定ピンに至るまでに、途切れることの無い電気の経路を、5つの開口部全てで確保すれば良いのです。コツは一定方向に回すことです。
回路が途切れることなく流れるように各開口部で回路ストリップを設定しなくてはなりません。1つの開口部で回路ストリップを動かすと、5つの開口部すべてで回路ストリップを動かしたことになります。 20回のクリックで、回路ストリップが円周を一巡します。まずは上と下のスリップを合わせて、最後に中央のスリプを動かせば設定しやすいのです。
このパズルに入る前に必ずセーブしてから始めましょう。

● 回路ストリップ

  接続を修正する接続ポイントは、上記のA、B、C、Dの4か所になります。
これらがAからDまで途切れることなく電流が流れるようにすれば良いわけです。
 このパズルは5か所ある開口部の回路ストリップが全てピン接続完了すると、 その完了した時点で開口部が自動的に閉まり、ゲームクリアになります。

 また、この電磁チェンバーパズルのパラメーターは、各プレイヤー、並びにセーブファイルで全て違うパラメーターが 割り当てられるのです。

例えば、はしごから降りた直後に最初の「1」の開口部のストリップを上段から下段まですべて揃えてしまい 次に2番目の開口部のストリップで中段だけが違っていたので、そこを修正すると、開口部が自動で閉まり あっけないほど簡単にゲームクリアとなる場合もあります。

開口部「1」~「5」までの上段のみを最初に接続していき、次にまた「1」~「5」までの下段を接続。 そして最後に「1」~「5」までの中段を合わせていくというやり方でも良いですし、 「1」を全て接続。次に「2~5」を接続修正というように進めていき、それをゲームクリアになるまで作業を進めていっても良いという事です。

⑥ コントロールタワーに戻る

 無事に電磁チェンバーが修理できたら、ハシゴを登ってトンネルを戻り、ギアプラットフォ-ムに上がりましょう。水車の金属の廊下を通って、コントロールタワーのくぼみに戻ります。コントロールタワーのくぼみの壁にある、電気の様子を表したパネルを見てみましょう。アイコンが点灯して、一箇所を除いて、島の全てのメカニズムに電気が通じるようになったのが判ります。

⑦ 割れ目に向かう

コントロールタワーでパネルを確認したら、いよいよ割れ目へと乗り出しましょう。青いトンネル、ドアの前で左折して赤いトンネルを引き返し、トンネルの入り口から外に出ましょう。そこで右に曲がると、目の前に大きな峡谷と、そのなかを通る細い金属のキャットウォークが見えます。正面にあるキャットウォークを通って、この大きな岩の割れ目に入ってみましょう。

Memorandum

電磁チェンバーに落ちていた日記

電磁チェンバーの中央の円筒の背後にはサーヴェドロの日記の一部が落ちているので見逃さないようにしよう。 この日記から、サーヴェドロの悲劇がさらに明らかになる。 サーヴェドロは、トマーナでキャサリンに遭遇しそうになったことを記している。 この出来事は、サーヴェドロに亡くなった妻のタームラと2人の娘のことを思い出させたようだ。 サーヴェドロは、「ラチスの木」によって支えられていた彼の故郷、ナラヤンの時代の滅亡についても書いている。
 サーヴェドロの妻タームラについてだが、ジェナーニンの展望台の1階にあったサーヴェドロの部屋の壁画を覚えているだろうか。 サーヴェドロによってあの壁に描かれた女性の肖像が、どうやらタームラのようである。 しかし、壁画の女性の顔からは目の部分が消されている。肖像画はまだ未完成なのだろうか? それとも、シーラスとアクナーに対して恨みのため、狂気の沙汰に陥っている姿を妻に見られたくないために、サーヴェドロ自身が目の部分だけ消したのだろうか?
 サーヴェドロの日記には、このことについて何も触れられていない。