勇者

素晴らしい冒険ができたわ
お父さんのおかげよ

 勇者とは、勇敢な放浪の戦士である。せっかく国王が用意してくれた将軍職を辞退して、かつての父の歩んだ道を娘も 選ぶのである。血はつながらなくとも、やはり氏より育ちなのか。許しながらも父の気持ちは複雑である。

 《戦士評価》は将軍にもなれる器なのであるから『武闘会』で優勝するくらいは当然で、武神に伍すくらいの力があれば いうことはない。
 《知能》や《信仰》の能力の高さも必要だが冒険を生き抜くためには第六感、つまり《感受性》がとても重要な役目 を果たす。ちょっとした風向きの変化が狂暴なモンスターの存在を教えてくれることもあるはず。さらに《モラル》の高さは 自分の力に天狗になりがちな心を引き締めてくれるだろう。

条件(戦士評価:ランク、モラル:30以上、感受性:知能より上、感受性:信仰より上)
素晴らしい働き(モラル:600以上)

★難易度 A  必要評価
  難しいのは《感受性》と《モラル》。特に感受性は上げすぎると家出の危険が待っている。
★重要な評価・能力
  《戦士評価》《感受性》+《モラル》

武道師範

この子供たちの中から
武闘会の優勝者が
出てくれるとうれしいわ

 街で武術を教える道場を開いているのが武道師範である。
 つまり格闘術の先生である格闘家カールフォックスや、剣術の先生である剣士レフトールのようになることである。

 お城から近衛隊長の誘いを受けるほどだから《戦士評価》は、同様の高いレベルにある。
宮仕えをしなかったのは「堅苦しいのはどうも苦手な質{たち}で」と本人が言うように近衛隊長に必要な《気品》 をあまり持っていなかったからだ。
 子供相手の気楽な商売だと思って始めると大マチガイ。「人に教えるのは修行よりも難しい」と感じているらしい。 多少の戦闘評価を犠牲にしても《話術》を高めていた方が良いだろう。さもなくば道場に秋風が吹くことも・・・・・。


条件(戦士評価:ランク、モラル:30以上、気品:100以内 or 戦士評価:Bランク、気品:150以内)
素晴らしい働き(話術)


★難易度 B  必要評価
他の職業に就きやすいが《戦士評価》を上げておけばさほど困難な職業ではないはず。
★重要な評価・能力
《戦士評価》+《話術》

賞金稼ぎ

腕の良い賞金稼ぎほど
孤独ってことね

 賞金を懸けられた悪人を、賞金首として生死に関わらず狩りだすのが賞金稼ぎ、バウンティーハンターである。

 良く訓練された国境警備隊を恒に出し抜き、悪事を重ねる極悪人を狩りだすのであるから、かられの狡猾さと、 悪知恵を凌駕する能力を身につける必要がある。中でも大事なのは、やはり剣の腕前。最も信頼すべきは自分の 腕だけ、と言い切るくらいではないと務まらない。孤独といえば孤独な仕事である。
 賞金稼ぎの魅力はなんといっても"賞金"の額だろう。普通の生活をしていては得られない大金が手に入るのだ。 しかし、得るものが多ければ失うものも多い。この仕事に就いたら結婚はあきらめたほうがいい。


条件(戦士評価:ランク、モラル:30以内)
素晴らしい働き(戦闘技術)


★難易度 A  必要評価
  腕が全ての世界。高いレバルの《戦士評価》が求められるが、同じ賞金稼ぎでもピンからキリまでテクニックに差がある。
★重要な評価・能力
  《戦士評価》+《戦闘技術》

傭兵

私はうまくやるから大丈夫

 金で雇われる兵士、それが傭兵である。危険な任務が多く、生き残るためには熟練した腕がそれでなければ運が必要。

 戦場を稼ぎ場として、雇われ兵となり諸国をめぐる。いわゆる戦争のプロだが、その給料分は、必ず働くだろう。ただ、 敗者から物を略奪したり、不利な状況になった時に、逃げるような傭兵にはなってほしくない。


条件
 戦士評価:ランク
 モラル:30以内
  or
 戦士評価:ランク
 モラル:50以内)
素晴らしい働き(戦闘技術)


★難易度 C  必要評価
ほとんど困難無し。戦士系を目指してしるならば、大失敗に終わっても傭兵にはなれるはず。
★重要な評価・能力
《戦士評価》+《戦闘技術》